【Python】⑦基礎Ⅴ(リスト)
始めに
前回の記事では、関数について学んでいきました。
今回は、リストについて学んでいきましょう。
前回の記事はこちら
リストとは
リストとは、データ構造の1つで、文字列や整数などのデータをまとめて扱う仕組みです。
リストの作成は以下のように指定します。
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[値,値,...]
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文面だけでは分かり辛いと思いますので、例➀を参考にしてください。
例➀リストの作成
今回、todo listを作成します。
明日のtodoは、
・ブログ記事の作成
・機械学習のお勉強
・課題
とします。
それでは、todo listを作成しましょう。
todo listが完成しました!
リストのインデックス
文字列にインデックスを使用した場合と同様に、リストにもインデックスが使用できます。
この場合もインデックスは、0から割り振られているので注意しましょう。
また、リストにも負のインデックスは使用できます。
例➁リストの要素の取り出し
リストの連結
最近某ウイルスの影響で運動不足なので、明日のtodoに'筋トレ'を追加するとします。
その場合、リストの連結をします。
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リストA+リストB
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また、appendメソッドを使用することもできます。
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リスト.append(要素)
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例➂リストの連結
appendメソッドを使用した場合
リストの変更
筋トレは大変なので、縄跳びを跳ぶことにしました。
その場合はリストの変更をします。
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リスト[インデックス]=値
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例④リストの変更
リストの削除、挿入
やっぱり、縄跳びをやめにして、筋トレをブログ作成の後に筋トレをすることにしました。
要素の削除にはremoveメソッド、挿入にはinsertメソッドを使用します。
リスト.removeメソッド
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リスト.remove(値)
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insertメソッド
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リスト.insert(インデックス,値)
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例➄リストの削除、挿入
挿入の際のインデックスではスライスと同様、間の数を数えます。
要素の個数を数える
明日やるべきことが何個あるのかを数えてみましょう。
数個であれば数えるのが簡単ですが、何十、何百となると数えることが困難となります。
要素の個数を数える場合は、len関数を使用すると便利です。
len関数についてはこちら
例⑥要素の個数を数える
明日やるべきことは4つでした。
リストの要素を並べた文字列を作る
todo list内の要素を並べ、文字列を作ってみましょう!
そのような場合は、joinメソッドを使用します。
joinメソッドは、リストに含まれるすべての要素を、指定した文字列を区切りとして結合し、結果の文字列を返します。
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文字列.join(リスト)
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今回、'→'で示してみましょう。
例⑦リストの要素を並べた文字列を作る
文字列を分解してリストの作成
最後に先ほど並べた文字列を分解して、リストを作成しましょう。
そのような場合は、splitメソッドを使用します。
splitメソッドは、文字列を指定した区切りで分解し、結果をリストで返します。
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文字列.split(区切り)
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それでは、先ほどの'→'を区切りとして分解してみましょう。
例⑧文字列を分解してリストの作成
終わりに
今回は、リストについて学習しました。
appendメソッド、insertメソッド...
覚えることが沢山ですね。
最初、全部覚えるのは難しいと思いますので使いながら慣れていきましょう。