【Python】⑫関数を定義する
始めに
前回の記事では、range関数、reversed関数について学んでいきました。
今回は関数を定義することについて学んでいきましょう。
前回の記事はこちら
関数についてはこちら
関数の定義
今回は自身で関数を定義することを学んでいきます。
自分で関数を定義することで、関数の機能についての理解が深まります。
以下のようにして関数を定義します。
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def 関数名(引数,...):
関数の処理
return 戻り値
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関数内の処理はインデントする必要があります。
関数は数行に渡て書くことができ、関数の中の処理はインデントされている部分すべてとなります。
例➀関数の定義
Twitterでフォロワーさんの増加人数を計算してみましょう。
前日の人数をx人、今日の人数をy人として、計算する関数を定義します。
上記のようにすると定義がされます。
定義しただけなので、出力はされません。
関数の呼び出し
関数の呼び出しを行う場合は、関数名を指定して呼び出します。
関数を呼び出す際に、引数を渡すことができます。
複数の引数を渡すときは、関数の定義で設定した際と同じ順番で引数を渡します。
また、関数の呼び出しの際に引数が不足していると、プログラムを実行する際にエラーとなるので、注意してください。
例➁引数の呼び出し
例➀で定義した引数を呼び出す際には以下のようになります。
前日のフォロワー数は120人程度であると記憶しています。
多少の前後はあると思いますが、今回は120人と仮定して進めていきます。
今日の12時時点で135人であったので、引数を120,135として実行します。
出力の結果、15人となりました。
また、関数の呼び出しを式中で行うこともできます。
ドキュメンテーション文字列
ドキュメンテーション文字列という機能を使用すると、関数の説明を記述することができます。
しばしば関数とともに使用されます。
#(シャープ)でも説明することができますが、比較的長い文章を説明する際や、複数個の要素の説明に優れています。
ドキュメンテーション文字列は'''(三重のシングルコーテーション)、"""(三重のダブルコーテーション)で囲うことで使用できます。
最後に
今回は関数を定義し、使用する方法について学びました。
プログラミングのお勉強をすればするほど、関数を定義し、使用する頻度は増えると思います。
これからもプログラミングのお勉強を頑張りましょう!